労働安全対策

J.JUANとブレンボは、労働安全衛生の保護を事業活動と事業運営における主要原則としています。

法令を遵守し適用される要件を順守することは、安全で健康的な労働条件の実現にとって大切なことです。

体系的な予防活動、危険に対する慎重な識別、継続的な業績向上を可能にする行動計画につながる機会とリスクの徹底的な評価などの行動といった数々の取り組みは、労働者やその他の利害関係者にとって安全で健康的な職場環境を確保することが重要である、というJ.JUANとブレンボの決意を象徴する実施事項となっています。

労働関連の事故や疾病の発生を防止するというJ.JUANとブレンボの主目的は、労働安全衛生管理システムの実施、維持、および改善の責任を組織全体で分担し、全員がそれぞれの権限と責任に応じて貢献できるようにすることで達成されています。同時に、この労働安全に関するマネジメントシステムは、J.JUANとブレンボが継続的に改善の機会を把握し、さらなる労働安全実現によりふさわしい新たな目標を設定するために使用するツールともなっています。

こうして明確化され実施されている労働安全対策は、すべてのステークホルダーから信頼されるパートナーとして認められ、評価されることを目指すというより広範な企業ビジョンと一致しており、J.JUANとブレンボの思いを表すものとなっています。

 

労働安全のための原則

❖ 健康、個人の安全、集団の安全は不可欠な要件です。したがって、個人の行動も会社の意思決定も、この目的に標準が向けられています。

JUANとブレンボは、各プロセスの開発段階および/またはその変更を統合的に計画することで、健康と安全に関する重大なリスクを最小限に抑えることを目的とした持続可能な開発を遂行しています。

❖ 労働者のリスク予防は、工程や物質の適切な管理、および設備の適切な操作、メンテナンス、管理を通じて実施されています。

❖ 認証や情報伝達、最善慣行事例の導入、改善の機会などをJ.JUANとブレンボグループのすべて提供配布することは、予防の重要な要素です。

❖ トレーニングと情報伝達は、労働安全衛生管理システムを実施するための原則やガイドライン、方法などを労働者に伝達し、コミュニケーションを図るための基本的なツールです。

❖ J.JUANとブレンボは、従業員や利害関係者との直接的なコミュニケーションを通じて事業活動における潜在的なリスクを低減する、というコミットメントも実行しています。

❖ 工場内で行われるすべての作業活動のリスクを低減するために、サプライヤーや契約業者についても労働安全管理システムへの参画を促進しています。

JUANとブレンボは、サプライヤーを検討する際、認証された管理システムを持っているかどうかを重要な選択要件としています。

❖  J.JUANとブレンボは、労働者またはその代表者の協議と積極的な参画が、安全衛生面の継続的な改善を促進するための基本的な要件の一つであると考えています。

JUANとブレンボは、各労働者に対して、受けたトレーニングに従って、自分自身の健康や安全だけでなく、職場の仲間や周囲の人の健康や安全の配慮をする慣行を促進しています。

❖ J.JUANとブレンボは、事業活動に参画するあらゆる個人、団体、及び関係各機関などの間において、安全に対する文化を発展させることを奨励しています。


2023年6月12日