J.Juanはフォード社の新しい電気オートバイに「ブレーキをかけます」。

バルセロナの企業であるJ.Juan社のブレーキシステムと油圧ホースが、ヨーロッパ最大の商用車生産者であるFord Otosanフォード・オトサン社の新車に採用されました。 バイク車両はトルコ国エスキシェヒル市で生産されています 。

この新しいアーバンモビリティビークルはRakunラクンと名づけられました。後輪が2輪の三輪バイクモデルで、走行継続可能距離100キロメートル以上、4.5時間で完全に充電されるバッテリーシステムを備えています。 「Rakun Pro 2 ラクンプロ 2」と名づけられた二輪車モデルには、J.Juan社のØ12mmのハンドマスターシリンダーで作動するØ25mmのダブルピストンフロントキャリパーと、 Ø14mmの左側のマスターシリンダーで作動する軽量のØ30mmシングルピストンフローティングリアブレーキを搭載。

フロントブレーキとリアブレーキには、J.Juan社製の油圧ホースと優れたCBSを設置しています。

後輪2輪のロードバイクモデル「RakunPro 3ラクンプロ3」には、より多くのパフォーマンス容量を持つため、左手からのケーブルで5mmのディスクを作動する傾斜防止パーキングクランプにて、優れた安定性をサポート。 このブレーキシステム全体が、JJan社によって作成および製造されています。 このロードタイプの三輪車の構成は、リアキャリパーが後輪二輪にひとつずつ合計2つ、軽量化されたØ25mmピストンが1つ付いていること以外は、2輪モデルとほぼ同じ仕様となっています。 このモデルも 姉妹モデルのPro2と同様に、J.Juan油圧ホースシステムと標準のCBSを備えています。

J.Juan社は、メッシュ油圧チューブの製造における世界的リーダーであり、オートバイブレーキ生産において、ヨーロッパで2番目のメーカーです。 1965年にバルセロナ(スペイン)で設立され、現在は640人の従業員をかかえる世界的にも知られた企業となりました。 また同社は、1961年にベルガモ(イタリア)で設立されたブレーキ技術の世界的リーダーであるブレンボグループの一員でもあります。ブレンボは、AP、AP Racing、Breco、Bybre、J.Juan、Marchesini、SBSFrictionなどの有名ブランドを所有しており、 グループ全体では15か国と3大陸に12,000人以上の従業員を擁し、29の生産拠点と事業拠点を有しています。