J.Juan 、カワサキレーシングチーム(WSBK)との契約を更新

J.Juan 、カワサキレーシングチーム(WSBK)との契約を更新

J.Juanは、スーパーバイク世界選手権(WSBK)のトップチームであるカワサキレーシングチームと、9年目となる今シーズンも、製品スポンサー契約を交わしました。

ギムとビエール・ロダ の兄弟が率いるカワサキレーシングチームは、この9年の間に7つの世界タイトル(1つはトム・サイクス、6つはジョナサン・レイによるもの) を獲得しており、モトレース史上 の中でも、最高のチームの一つと言われています。

カワサキチームは、J.Juanが製造する油圧ブレーキパイプシステムをレース用のバイクに完全装備しています。 このシステムは、熱があってもチューブが伸びないようにする非伸長性のメッシュ鋼管でできているため、ライダーは常にブレーキングする時に、ズレのない「ブレーキング感覚」を感じることができます。

ジョナサン・レイは次のように証言しています。「カワサキチームがJ.juanのブレーキパイプを使用しているのは、最初のコーナーから最後まで、自分のブレーキングしている感覚とマシンがブレーキする感覚とをを同じように感じることができるからです」。

この製品はレースライダーたちから非常に高く評価されています。レースでのブレーキングはミリレベルの精巧さが必要であり、最高のレースパフォーマンスを達成するためにも、完璧でなければなりません。ミリ単位で適切なパフォーマンスを実現する鍵となるのは、主に、ライダーがカムに加える力をキャリパーに伝達する役割を担う油圧チューブによるものです。

J.Juan社は、メッシュ油圧チューブの製造における世界的リーダーであり、オートバイブレーキ生産において、ヨーロッパで2番目のメーカーです。 1965年にバルセロナ(スペイン)で設立され、現在は640人の従業員をかかえる世界的にも知られた企業となりました。 また同社は、1961年にベルガモ(イタリア)で設立されたブレーキ技術の世界的リーダーであるブレンボグループの一員でもあります。ブレンボは、AP、AP Racing、Breco、Bybre、J.Juan、Marchesini、SBSFrictionなどの有名ブランドを所有しており、 グループ全体では15か国と3大陸に12,000人以上の従業員を擁し、29の生産拠点と事業拠点を有しています。

J.Juan 、 Kawasakiと スーパーバイクでのスポンサー契約を更新

J.Juan 、 Kawasakiと スーパーバイクでのスポンサー契約を更新

J.Juan社 は スーパーバイク世界選手権におけるカワサキレーシングチームへのスポンサーシップについて、さらにむこう2年間の契約更新をしました。

今回の契約更新で、J.Juan社がカワサキレーシングチームへのブレーキの技術とレース資金を提供するのは8度目のシーズンなります。

今回のカワサキレーシングチームとの契約更新は、バルセロナ市の隣、サンクガット・デル・バイェス市に新設した、主にプレミアムモーターサイクル用のブレーキ各種の製造のためのJ.Juan社の 新しい施設で署名されました。

カワサキレーシングチームは、過去7シーズンにわたって世界選手権タイトルを獲得。 一回はトム・サイクスによって、そしてジョナサン・レイによっては6年連続タイトル獲得の快挙を遂げており、スーパーバイク選手権において高い競争力を持ち、高性能バイクと優れた能力を持ったライダーたちによって構成されているチームであることが証明されています。

すでに6年連続タイトル獲得、世界記録を更新しているスーパーバイク界のチャンピオンである 北アイルランド出身のジョナサン・レイは、このカワサキレーシングチームと共に、今シーズンは7年連続のタイトル獲得への挑戦となり、世界記録の新たな更新に挑むことになります。 かなりレベルの高いチャレンジになりますが、ジョナサンは、彼のオートバイに装備されているJ.Juan ホタ・ホアン社製の油圧チューブについて『レースの序盤戦から最終コーナーを回るときまで、感触はまったく同じで、絶大な信頼をおける。だから他のことに集中することができるんです』と、非常に高く評価しています。

—— J.Juan(ホタ・ホアン)社は、バルセロナ県のガバ市を拠点に、ブレーキシステムにかかわるあらゆるパーツ、油圧チューブ、電子機器、メカトロニクスシステムなどを企画製造している企業です。世界各地に5つの生産拠点を持ち、そこから世界中の様々なオートバイ機種を生産する、総数にして85箇所のオートバイ生産工場へ部品を供給しています。またオートバイレースへのスポンサー活動も積極的に実施しており、部品供給やレース資金などを提供しています。 ——-